「生涯紫外線量の半分は18歳までに浴びる」って本当?

紫外線対策の話題でよく耳にする、「人は生涯に浴びる紫外線の約半分を18歳までに浴びている」という説。これは皮膚科学や公衆衛生の分野で広く紹介されている考え方で、子ども時代の紫外線対策がいかに重要かを示す象徴的な数字です。

なぜ子ども時代に紫外線量が集中するのか

理由は単純で、子どもは大人よりも屋外で過ごす時間が長い傾向にあるからです。通園・通学、休み時間の外遊び、体育や部活動、プールや水遊びなど、意識せずに紫外線を浴びる機会が日常にたくさん存在します。しかも、日焼け止めや帽子といった対策を自分の判断で行うのが難しい年齢でもあります。

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「サンダメージの蓄積」という考え方

紫外線による肌へのダメージは、その日その日でリセットされるわけではありません。細胞に刻まれたダメージは少しずつ積み重なり、将来のシミ・シワ・たるみといった光老化、さらには皮膚がんのリスクにも関わってくると考えられています。つまり、10歳の時に浴びた紫外線も、40歳、50歳の肌に影響を及ぼす可能性があるということです。

「浴びてしまった分」は取り戻せない、だからこそ「これから」が大事

すでに子ども時代を過ぎてしまった大人にとっては、少し不安になる話かもしれません。しかし裏を返せば、今この瞬間から対策を始めることが、将来の肌にとって一番の投資になるということです。特に成長期の子どもを持つ保護者にとっては、「今日の1回の外遊び」への対策が、将来の肌を守る一歩になります。

家庭でできる小さな積み重ね

特別なことをする必要はありません。外に出る前に日陰の多い経路を選ぶ、紫外線の強い時間帯(10時〜14時頃)を避ける、衣類でカバーする範囲を広げるなど、日々の小さな選択の積み重ねが「浴びる総量」を減らしてくれます。衣類による対策の具体例はこちらの関連記事もご参考ください。

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松成紀公子

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