Q. 子どもが外で遊ぶうえで気をつけるべきことは?

 

子どもの紫外線対策の必要性

A. 子どもは大人よりも外で過ごす時間が長いうえ、大人が配慮してあげなければUVケアをしないので、無防備に紫外線を浴びてしまいがちです。

子どもは放っておいても元気に大きくなるものだと思われがちですが、健康維持のためには細やかな大人の配慮が必要です。
暑くて湿度の高い夏は体力も落ちやすく、また皮膚感染症も増えます。
無防備に紫外線を浴びると皮膚の免疫力が落ち、体内では活性酸素も発生しますので疲れを感じます。

 

ポイントは『ムダに紫外線に晒さない』

・ 日かげで遊ぶことを教える
・ 外出には帽子をかぶる習慣をつける
・ ムダに皮膚をお日さまに晒さない(UVウエアの着用)
・ クリアグラス(伊達めがね)やサングラスを活用する
・ 出ている部分にはサンスクリーン剤で補う
・ 子どもがUVケアを嫌がるようなら、無理強いせずに食事でカバー

 

子供のほうが影響を受けやすい環境にある

子どもは大人よりも背が低く、体表面積全体が地面に近いので地面からの反射光(散乱光)による紫外線曝露の影響を受けやすくなることになります。

また、子どもは砂場や草花遊びや虫探しなどで下(地面)を向いての遊びが多いので、これも散乱光の影響を受けるシーンの多いことが分かります。
上に示したポイントで、浴びる紫外線量を減らしていきましょう。

全部防ごうと思わずに、できることを手がけていこうというスタンスで、お互いがストレスに思わないことが大切です。

 

子どものための紫外線対策協会/紫外線.com