皮膚は最大の臓器

動物の体表を覆っている皮膚は体の中で最大の臓器であり,

微生物や化学物質などの外的因子の侵入や,紫外線や放射線などから体を守る重要な役割を果たしています。

哺乳類の皮膚は体表から順に,表皮,真皮,皮下組織の三層から成る.表皮は主にケラチノサイトとメラノサイト,真皮は主に線維芽細胞・繊維・ 血管,皮下組織は主に筋肉組織と脂肪組織で構成されています。

表皮は上皮の一種であり,その最下層は活発に分裂・ 増殖するケラチノサイトから成る基底層.

そこからケラチノサイトの分化に伴い体表に向かって有棘層,顆粒層,角質層( 角層),を構成し,最終的には垢として剥離していきます.

この一連の過程は表皮のターンオーバーと呼ばれています .

外界との境界にある皮膚は常に紫外線( UV) や乾燥などの環境ストレスに曝露されているのです.

光老化

特に日光を浴びる機会の多い顔面などの皮膚では,そうでない部位の皮膚に比べてシミ,シワ,タルミなどの老徴が促進される.

シミは表皮部分にメラニン色素が沈着している色素沈着異常であり,代表的なものとして日光性色素斑と肝斑が知られている.