紫外線対策の包括的アプローチ


児童、教師やその他の学校職員、また地域社会がそれぞれ、紫外線による健康への影響を避ける活動に
参加することで、紫外線対策学校プログラムはより充実したものになります。
重要なのは、
「紫外線対策教育」
「健康促進の学校環境」
「地域社会や家族の参加」です。


しかし、紫外線対策に取り組む場合、これらの環境がすべて整っているとは限りません。すべての環境が整ってから紫外線対策に取り組み始めるのではなく、小さいながらもできることから始めるのが大切です。


健康教育の基本理念


健康教育は、人が健康的な生活を営むために必要な知識・態度・価値観・自衛能力を育むためのものです。
紫外線対策教育は、それを実施する国や地域の実情
に対応するものでなくてはなりません。紫外線対策教
育は子供たちが生活しているそれぞれの環境に適し
た内容を実施してはじめて、実用性をもつことができ
ます。


紫外線対策を促す環境


紫外線対策を実行するかどうか、個人の考え方の問題です。しかし、紫外線対策に関心をもつか否かは、紫外線対策を促す環境が整っているかどうかに大きく左右されます。例えば、学校など子供たちが過ごす施設に、紫外線対策に有効なシェード(日よけ)が設置されれば、子供たちの紫外線被ばく量を相当促す減らすことが可能になります。


学校が紫外線対策に取り組む場合、UV カット衣服を勧めたり、日焼け止めの使用を促したり、また紫外線対策をふまえた屋外活動の計画や、校庭にシェードを設置するなどの紫外線対策環境を整える努力から始めるべきです。


地域参加


子供たちのための紫外線対策では、家族・学校・地域社会への情報提供が継続的に行われなければなりません。
紫外線対策について、保護者の意識が向上すれば、子供たちの紫外線対策を促進させることになり、またこれと逆のこともありえます。子供たちが家庭に持ち帰った紫外線対策教育のメッセージが、保護者の紫外線対策への関心を促す場合もあります。


学校を中心とした紫外線対策の情報提供は、地域社会による紫外線対策を促進します。地域の中で紫外
線が及ぼす健康被害の情報を知った人々が、ほかの人たちに紫外線対策情報を伝えることで、情報の広
がりをもたらします。
また、紫外線対策を地域の人々に具体的に伝える場としてチャンスとして運動会や学校祭などを利用するのもよい方法です。

子どものための紫外線対策協会
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