子どもの紫外線対策何がいい?
今年の梅雨は、ながく感じます。
晴れた日がないことは、「つらい」と感じますね。
「紫外線対策」という言葉を使い、紫外線と紫外線対策について情報を提供し続けて15年近くたちました。
私が子どもの頃は、「小麦色に焼けた肌」と言えば健康の象徴…と言われましたが、今では過度な日焼けをしないことが健康維持だと言われるようになりました。
紫外線と紫外線対策について、正しい知識を持っていただければと思っています。
肌が赤くなったり黒くなったり…なぜ?
日焼けの原因となる紫外線の波長は、その長さによってUV-A、UV-Bそして、地上に届かないUV-Cに分かれます。
日焼けの主な原因はUV-Bですが、UV-Aは肌の一番外側の表皮だけでなくもっと深い部分の真皮にまで届き、皮膚が厚くなりゴワゴワする光老化などの原因になります。
紫外線を浴び続けていると、長期的には、シワ、シミ、皮膚がん、白内障などの影響が出るだけでなく、即日起こることもあります。
それは、免疫力の低下です。
日焼けをした夜、または翌日、どっと疲れて、体が弱っているなということを感じたことがありませんか?
口唇ヘルペスができたこともあるのでは?
これは、日焼けによる免疫力の低下です。
UVカットウエアがお勧め
肌が強ければUVカットクリームもお勧めできますが、全身べたべたに塗って心地よい方はあまりいらっしゃらないでしょう。
持って歩ける日陰でもあるUVカット帽子、UVカットウエアを身に着け、どうしても出てしまう手や顔などは、UVカットクリーム(サンスクリーン剤)で。
サングラスなども上手に使いましょう。
UVカットウエアを選ぶときは、UVカット率をしっかり計測して表示してあるものを選びましょう。
また、信頼あるメーカーのものを選んでください。
UVカット素材を使っているところの製品を選んでください。
UVカット素材を使用していれば、洗濯を繰り返しても、UVカット効果が落ちることがありません。
UVカット加工=製品の形を作ってから、薬剤を吹き付けたものであり、洗濯を10回もすればその効果はなくなります。(某大手メーカーより)
つばが5㎝以上ある帽子を選びましょう
眼や顏をしっかり影ができるものを選びましょう。
お子様の頭の大きさを考え、視野を確保しながらも、つばの長さや角度を見つつ、しっかり日焼けを防ぎたいところが影になるものを選びましょう。
通気性の良いものが夏にはお勧めです。
サンスクリーン剤
サンスクリーン剤は、子供用と書いてあっても、肌にトラブルが起こることもあります。
お子様には一度パッチテストをしてから使い始めましょう。
紫外線の強い時期が迫ってきました。
うっかり日焼けで泣かないように、過度になる必要はありませんが、無駄な日焼けはしないようにして、健やかな夏を過ごしましょう!
紫外線.com
子どものための紫外線対策協会
Parental Aegis Association for Children against UV Hazards