こんな皮膚の変化は、皮膚ガンの可能性があります。
早めに皮膚科の受診をしましょう!
一口に皮膚ガンといっても、ゆっくり進行するものもあれば、様子を見ているうちに転移してしまうような進行の速いものもあります。
最も進行の速い皮膚ガンである悪性黒色腫はほくろのガンと呼ばれているため、以前からできているほくろが悪性化すると思われがちですが、そのようなものはむしろまれで、ある時点からでき始めることが多いものです。
色は褐色、赤褐色、黒褐色などで濃淡の差があり、形は左右上下対照的でなく境目がでこぼこしており、大きさは直径6mm以上になることが多いものです。
有棘細胞ガンは日光角化症や古いやけどの傷あとなどからガン化することもあります。
有棘細胞ガン
↓
https://ganjoho.jp/public/cancer/squamous/
https://www.msdmanuals.com/ja-jp/ホーム/SearchResults?query=%E6%9C%89%E6%A3%98%E7%B4%B0%E8%83%9E%E3%82%AC%E3%83%B3
日光角化症
日光(紫外線)を浴び続けてきたことにより発症する皮膚疾患です。
とくに、紫外線のダメージが長年蓄積した、60歳以上の方で多く認められます。
発症は、40歳から増え始めます。
これまでの紫外線を浴びる生活の蓄積が洗われますので、
大きさ1~2cmほどで、表面にカサカサとした角質やかさぶたなどをともなう、紅くまだら状のシミとして見られたら皮膚科医師を受診し、対処してください。
持田製薬/日光角化症のチェックシートがとてもわかりやすいので、ぜひご覧ください。
http://www.mochida.co.jp/nikko-kakukasho/check.html
けがをしたあとがガン化したり、生まれたときからあるあざがガン化することもあります。
皮膚のトラブルがいつまでも治らないときや、出血したり潰瘍になったようなときは、皮膚科医を受診しましょう。
生まれつきものとしては、皮膚の表面をおおう皮脂を造る皮脂腺が増殖した視線母斑がガン化することがあります。
色は黄白色で、ここには毛が生えないので、頭にできるとハゲになります。
このようなあざが、生まれつき子どもにあるとき、急ぐ必要はないもですが、将来ガン化する可能性があるかどうかを皮膚科医に相談しましょう。
紫外線.com
子どものための紫外線対策協会
http://www.shigaisen.com
皮膚がんになる前に