母子手帳から日光浴という言葉が消えた
母子手帳から、「日光浴」という言葉が消え、「外気浴」となり、 環境省から、2002年6月「紫外線保健指導マニュアル」が発行されました。
国による対策が始まったのです。
2005年は、5月から気象庁によりUVインデックスに基づいて、紫外線情報が伝えられています。
「紫外線」は、健康を害するものであり、「日焼け」はお肌に悪影響を及ぼすということが、認知されてきました。では、「紫外線」とは?そして、「紫外線対策」とは?「日焼け」しないための方策、そして「日焼け」してしまったら?
平成15 年(2003年)から、環境省から紫外線に関する保健指導のあり方を示した「紫外線保健指導マニュアル」が刊行され、毎年改定されています。最新の2006年度版は、イラストが豊富になり、わかりやすい内容になっていますが、平成16年度版・平成15年度版には専門的な詳しい情報が多く、しっかり知りたい場合はおすすめです。
環境省からの「紫外線保健指導マニュアル」発刊
この紫外線保健指導マニュアルは保健師や保健活動の指導的立場にいる方に向けた内容で、小さな子ども達を育てる保護者へUV対策をわかりやすく伝えるためのマニュアルとして作られています。
気象庁からのUVインデックスによるUV予報
全国のUVインデックス http://www.jma.go.jp/jp/uv/
UVインデックス(the Global Solar UV Index)は、太陽紫外線の被ばくレベルを示すものです。
このUVインデックスは、紫外線の健康への影響の度合いを示し、人々を守るのに役立つように、工夫されています。UVインデックスは、その数値が高いほど、皮膚や目にダメージを受ける可能性が高くなり、ダメージによう症状の発症時間が短くなります。
オーストラリアとニュージーランドで生まれたUVインデックス(UV Index:紫外線防御指数)が2003年に国際照明委員会(International Commission on Illumination : CIE) の国際標準として世界に発信され、2005年5月から気象庁もUVインデックス情報の発信を開始しています。※1
気象庁が発表しているUVインデックスは、紫外線量の毎正時の分布図です。予測される紫外線量と実際の天気から推定した紫外線量の図があります。