大人と子供の肌機能の違い
投稿日 : 04/14/2024
最終更新日時 : 04/14/2024
投稿者 : MatsunariKikuko
カテゴリー : 子どもの紫外線対策の必要性
- バリア機能の違い: 子供の肌は大人の肌と比べてバリア機能がまだ未熟。
バリア機能とは、外部刺激から肌を守る役割を持つ皮膚の防御機能のことです。
子供の肌は外部からの刺激や乾燥に敏感です。一方、
大人の肌は外部刺激からのダメージを軽減することができます。
- 日焼けの影響: 子供の肌は大人の肌と比べて日焼けの影響を受けやすいです。(WHOも言っています)
これは、子供の肌にはメラニン色素がまだ少ないためです。メラニン色素は紫外線から肌を守る役割を持っていますが、子供の肌はまだメラニン色素が不十分なため、紫外線によるダメージを受けやすいのです。大人の肌はメラニン色素が豊富に含まれているため、日焼けからのダメージを軽減することができます。
赤ちゃんは、特に産まれてから6か月は、日焼け止めよりも、しっかり肌を覆うUVカットウエアや影を利用してください。
6か月を過ぎたら、SPF15くらいの潤い成分のある子供用の日焼け止めを使い始めても大丈夫です。
パッチテストをすると良いでしょう。
- 皮脂分泌量の違い: 子供の肌は、大人の肌と比べて皮脂分泌量が少ないです。これは、子供の皮脂腺が未発達であるためです。
一方、大人の肌は皮脂分泌量が多く、これは成長に伴って皮脂腺が発達していくためです。皮脂分泌量の違いにより、子供の肌は乾燥しやすく、大人の肌は脂っぽくなりやすい傾向があります。
- トラブルの違い: 子供の肌は大人の肌と比べてトラブルが異なります。
子供の肌はまだ発達が未熟であるため、乾燥やかゆみ、湿疹などのトラブルが起こりやすい傾向があります。
一方、大人の肌は加齢やストレス、ホルモンバランスの変化などにより、シワやシミ、ニキビなどのトラブルが起こりやすいのです。
紫外線対策について
- 服: 紫外線対策は上から降ってくるだけではないのです。乱反射するため、空気中の誇りや水分、そして壁などあらゆるものから反射します。上からのガードだけでは十分ではないのですが、実際には完全に防ぐのは難しいものです。
肌をさらさないことは日焼けや紫外線の対策にもっとも効果的で、UVカットウエアは安心。
暑い日では軽装になりがちですが、対策として考えるのであれば長袖が一番です。
女性にとっては、半袖着用時でも気軽に取り入れられるアームカバーが、自転車や車を運転される方にもおすすめです。
UVカット効果の高い安心できる素材のものを選びましょう。
光線過敏症の人は、UVカット率が高いもののほうが良いでしょう。
注意が必要なのは、濃い色は、UVカット効果も高く出ますが、赤外線も吸収しますので熱中症にかかりやすくなります。イエローやグレーなど、ちょっと色がついているものがおすすめです。
- 日焼け止め: 紫外線から肌を守るためには、日焼け止めをしっかりと塗ることが重要ですが、日焼け止めは汗や、洋服と肌の擦れでほとんど落ちてしまいます。
2時間おきにたっぷり塗りなおしましょう。
肌の弱い方は、UVカットウエアをお勧めします。
- 帽子: 帽子は、紫外線対策で一番初めに取り入れていただきたいものです。
つばがぐるりと一周あるハット型、つばが広めなものを選ぶのがおすすめです。
春からは、帽子をかぶる習慣をつけるといいですね。
- サングラス、メガネ: 肌のみならず目にまでダメージを与える紫外線。
目は、むき出しの臓器ですので、まぶしさや、日焼けすると目が充血する方は、眼の日焼けを起しやすい方なので、注意しましょう。
おしゃれなアイテムとして取り入れやすい反面、紫外線透過率の低いしっかりとカットできるものを必ず選ぶようにしてください。
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