SPF:Sun Protection Factorの略で、
紫外線B波を防ぐ、目安となっています。
SPF20以下 日常生活
SPF20~30 通常の外出
SPF30以上 スポーツ・水泳など
何も塗らないで紫外線.を浴びた場合に日焼けを起こす最短の時間を、サンスクリーン剤を塗ることでどれだけ延ばせるかを表しています。
例えば>SPF3 であれば、何もつけないときの3倍の時間、おなじ紫外線量を浴びても日焼けが防げるということになります。
数値が大きければそれだけ効果は高く、SPF30までくらいは、その効果はどんどん高まり、それ以上になると極端にその効果の上昇が緩やかになるといわれています。
極端に高いUPFは、肌への負担も大きいので注意しましょう。
さらにSPF値の高いサンスクリーン剤は、肌に塗ると白っぽくなります。これは肌への刺激の強い紫外線吸収剤の量が多い場合もあります。
日常生活>>日常生活では、SPF20~30、外出が長いときや、海、山、スポーツをするときなどでは、それ以上のものをというように、使い分けましょう。
PA:Protection grade of UVAの略で、
紫外線A波の指標となっています。
PA+ 効果がある
PA++ かなり、効果がある
PA+++ 非常に、効果がある
PA++++ 極めて高い、効果がある※
上記のように4段階に分かれています。
外出先や、外出時間、生活スタイルに合わせて、使い方を考えましょう.。
※日本化粧品工業会が厳密に定めたUV-A(A紫外線)を防ぐ効果を表しています。表示できる「+」の数が「PA+++」から「PA++++」に増えたのは、研究によりUV-Aの有害性が明らかになり、UV-Aをよりしっかり防ぎたいというニーズが高まったためです。
上記にもありましたが、UVカットクリームの効果は、SPF30以上では、あまり効果が急激によくなるものではありません。
お肌の弱い方などは、SPF30までのクリームを選ぶことをお勧めします。
また、紫外線吸収剤も、肌への刺激となりますので、注意しましょう。できれば、紫外線吸収剤の入っていないもの、または、カプセインした、肌に優しいタイプのものを選んでください。
特に、お子様用のUVカットクリームは「子供用」と書かれたものを選んでください。
女性の場合は、化粧下地にUVカット効果のあるものを選ぶとよいでしょう。
<エピソード>
SPF値のたか~いUVカットクリームを塗って、肌がかさかさに乾燥してしまった・・・・何てことありませんか?紫外線吸収剤は、パウダーでできています。
SPF値が高いということは=紫外線吸収剤がたくさん入っているということで、お肌に塗ったときに、お肌の水分や油分を吸収してしまって、乾燥し、かさかさになってしまう・・・ということです。